※文中のPEC-05(仮称)は、正式名称PEC-04として現在発売中です。
新コンセプト。PRXシリーズの開発へ!!

今回はPEC-05(仮称)の機能についてご説明する予定でしたが、いろいろな方にご意見を聞く中で2つの方向性が見えてきたため、仕様変更の必要性がでてきました。
「4つのループは多い。2つ、3つで十分なので、小さく持ち運びしやすいものを!」というように、できる限り少ないエフェクター数で小さくまとめたいという方は非常に多いでしょう。
また、「4つループがあるならばプログラムできないと使いづらい。プログラム付のものを!」。このご意見もまったく同感で、1つのフットスイッチを踏むことによって希望するエフェクターの組み合わせが呼び出せれば、ストレスを感じず演奏に集中できるでしょう。
その他「エフェクターに供給するDC9V電源をPEC-1のように内蔵して欲しい!」と言う意見も多く聞かれました。あれこれ悩んだ結果、新しいデザイン図を起こし直すことにしました(右図)。DC9V出力のDCジャックが3つ、上から見て左側に付きます。
そしてこれをPRXシリーズROUTING BOXと名付けました。


●開発の経緯
 開発中のPEC-05(仮称)はエフェクターを接続し、信号の流れ(ルート)を切り替えるルーティング・ボックスです。エフェクターを接続する各LOOPはシングル・コンタクト・トゥルーバイパス
(*1)仕様になっており、高音質を保ちながら信頼性を向上させています。
 この製品アイデアは、6〜7年前にPROVIDENCE PEC-1がまだ販売されている頃からありました。「プログラムができなくてもいいので、小さなサイズのPEC-1が欲しい。」「ループ数が少なくても、サイズが小さいほうが良い。」等のご意見をユーザーの方からいただいており、いつか製品化したいと考えていた中の1つでした。2005年夏にPEC-2の開発が完了し、多くのノウハウの蓄積を得てようやく開発に着手することができました。
 具体的な作業は非常に大雑把な仕様書と製品の機能を元に、製品のイメージ図を作ることから始めました。

 この図を元にデザイナーにリアル感あふれるデザイン図を数パターン起こしてもらい、文字の大きさや配置など、細かなところまで綿密に話し合いながら最終的なデザインを決めて行きます。現段階ではどのデザインになるかまだ決定していません。

*1:通常のTrue-Bypassサーキットは音声信号がバイパス時にスイッチ回路を2回路通りますが、PROVIDENCE のサーキットはバイパス時にスイッチ回路を1回路しか通らないS.C.T.(シングル・コンタクト・トゥルーバイパス)サーキットを採用しています。その結果、今まで以上に製品の信頼性を向上させ、高いサウンドクオリティーを得ることができます。