2005年〜2006年 deceiver® Guitarの登場

2005年、まずは既成のモデルをベースに音質、操作性を十分に考慮した設計で試作を重ね、実際のライブ、レコーディングでも使用可能なクオリティを追求した結果、プレイヤーズプレイヤー「今剛」氏に認められた第1号機が完成。その後サブ用に2号機、3号機を製作しました。
初期のdeceiver®は、「ストレスなく演奏に集中できる環境を作り出すことで、ミュージシャンの力を最大限に引き出したい。そしてそのための“道具”を提供したい」というプロビデンスのブランド・ポリシーと、その理念を共有する名匠・横山 正の“技”が融合して生まれたギターで、時代の音、プレイヤーの声を取り入れながら、全てのモデルが1本1本手作業で丁寧に作られました。プロビデンスプロデュースのもとで生まれたdeceiver® Guitarの魅力は、新品のときはその時の、また時間がたてばそのときの最高の鳴りが味わえること。良い材と組み込みの技術により、その時期ごとの最高の音を出してくれるように製作されました。


DP-01発売当時の雑誌広告

deceiver® 1号機

DP-6 JM/SSH

同年にはDP-01を基本とした"Desperado® Model"とテレキャスタータイプの"Heartbreaker® Model"を発表。ライトアッシュボディを基本として、2HUM、SSH、3Sの配列で、J.M.Rolph、Kinmanなどから選べるPickup、そして内部配線材は全てプロビデンス製。
Desperado® Modelはオーソドックスなスタイルとサウンドで、ディンキーサイズのボディと相まって、バランスのよいプレイアビリティを発揮。Heartbreaker® Modelもピックアップ配列以外は同様のスペックで製作されました。ボディ、ネックの材質にとことん拘り、その本体に合ったアッセンブリー、パーツの選択に試行錯誤し、さらに最終工程の組み込みにも細心の注意を払い組み上げられました。

拘り抜いた木材を贅沢に使用。 木工部分を入念にチェック。 サウンドを決める組込作業。


Desperado® Model

Heartbreaker® Model

2007年〜2008年 Prototype

2007年からは既成のモデルからオリジナルシェイプへと変遷を遂げる第1弾のプロトタイプを製作。まずは要となるヘッド形状とボディシェイプ、オリジナルピックガードのイメージイラストを作成。そして、実際にギターとして使えるように各部のバランスを何度も調整しながら、最初のプロトタイプが完成。ボディトップ、ヘッドには最高級のタイガーメイプルを施し、カラーフィニッシュもマッチングヘッドと、オリジナリティ豊かなモデルとなりました。また、ピックガードを透明にし、ボディの木目を活かすデザインとなっています。その後、ギター本体のコントラストを明確にするためピックガードをパーロイドに変更。それと同時にボディシェイプ、ヘッドの細かい修正を行い、再度アッセンブリーなどの位置調整を施したものを製作しました。


オリジナルシェイプのヘッド ネックジョイント部
AAAタイガーメイプルトップ ボディサイドのシェイプ


第1弾プロトタイプ
デザインイラスト

第2弾プロトタイプ
デザインイラスト
第1弾プロトタイプ
第1弾プロトタイプ
第2弾プロトタイプ
第2弾プロトタイプ

2009年 Prototype 〜 フルオリジナルモデルの試作!!

完全オリジナルシェイプの構想から4年。2009年には、J.M.Rolphピックアップ搭載の"Extreme Line"と、deceiver®オリジナル・ピックアップ−Expresso−搭載の"Advance Line"を製作。ともにヘッド及びボディ形状は全てオリジナル・シェイプです。身体にフィットする、大胆に削り込んだボディ・トップとバックのコンターライン。そしてハイポジションでのプレイアビリティを考慮したネックジョイント部のヒールレス・カットライン。特筆すべきは、内部サーキットにプロビデンス独自のVitalizer®をギター内蔵用にチューンアップし、新たに開発した"Vitalizer® G"回路を搭載した待望のフルオリジナルモデルのプロトタイプを完成させました。
継承されるオリジナルシェイプのヘッド ヒールカット・ネックジョイント部
大胆にドロップさせたエルボーコンター ネックは握りやすい左右非対称のグリップ

第3弾プロトタイプ
デザインイラスト
Advance Line
aS101R
第3弾プロトタイプ
デザインイラスト
Advance Line
aH103M

2010年、Advance Line aS/aH/aNモデルを発売!

2010年、プロトタイプをさらに改良したAdvance Line "aS" "aH" "aN"の3モデルを発売しました。大きくドロップしたエルボーコンツァー、えぐるように深いボディバックのコンツァーラインは、心地よいほどに身体にフィット。大胆にカットされたヒールレス・ジョイントと独特のネックグリップは、ローポジションからハイポジションまでストレスなく弾くことが可能。プロビデンス製Vitalizer® Gを搭載し、長いケーブルを使用しても音質の劣化のない画期的な性能を持ったモデルでした。このVitalizer®回路はプロビデンスギターにも継承されています。
Providence VITALIZER® G Circuit
deceiver® EXPRESSO Pickup

HEAD

NECK JOINT

ELBOW CONTOUR

PICKUP

SWITCH

VITALIZER G

SPECIFICATIONS
Body :Swamp Ash 2P
Neck:Maple 1 piece /250R
Fingerboard:Rose 22Frets
Frets:Jim Dunlop #6105
Scale:648mm
Tuners:GOTOH SD91-05M H.A.P.M. L*6
Bridge:GOTOH 510T-SF1 C
Pickups:deceiver® Expresso/SSH
Pickguard:Pearloid
Controls:1 Volume, 1 Tone,
Switch:CRL 5 Way, Coil Tapp SW, Vitalizer® ON/OFF
Jack:Switchcraft
Body Color:
Horizon Burst
See Through Black (SBK)
Bronze (BNZ)
See Through Dark Blue (SDB)
See Through Red (SRR)
See Through Purple (SPP)
Price : Open w/Gig Case

HEAD

NECK JOINT

ELBOW CONTOUR

PICKUP

SWITCH

VITALIZER G

SPECIFICATIONS
Body:Swamp Ash 2P
Neck:Maple 1 piece /250R
Fingerboard:Maple
Frets:Jim Dunlop #6105
Scale:648mm
Tuners:GOTOH SD91-05M H.A.P.M. L*6
Bridge:GOTOH 510T-SF1 C
Pickups:deceiver® Expresso/2H
Pickguard :Pearloid
Controls:1 Volume, 1 Tone Switch:CRL 3 Way, Coil Tapp SW, Vitalizer® ON/OFF
Jack :Switchcraft
Body Color:
Horizon Burst
See Through Black (SBK)
Bronze (BNZ)
See Through Dark Blue (SDB)
See Through Red (SRR)
See Through Purple (SPP)
Price : Open w/Gig Case

HEAD

NECK JOINT

BODY TOP

PICKUP

SWITCH

VITALIZER G

SPECIFICATIONS
Body:Swamp Ash 2P
Neck:Maple 1 piece /250R
Fingerboard:Rose 22Frets
Frets:Jim Dunlop #6105
Scale:648mm
Tuners:GOTOH SD91-05M H.A.P.M. L*6
Bridge:GOTOH 510T-SF1 C
Pickups:deceiver® Expresso/SH
Pickguard:Pearloid
Controls:1 Volume, 1 Tone
Switch:CRL 3 Way, Coil Tapp SW, Vitalizer® ON/OFF
Jack:Switchcraft
Body Color:
Horizon Burst
See Through Black (SBK)
Bronze (BNZ)
See Through Dark Blue (SDB)
See Through Red (SRR)
See Through Purple (SPP)
Price : Open w/Gig Case
2011年〜2014年 Prototype

2011年からは志村昭三をプロジェクトの要として迎え入れ、原点に立ち返って、2005年の第1号機 deceiver® DP-01を再スタート地点と定めて試作機の製作に専念した期間でした。志村昭三のもつ豊富な経験とノウハウをギター本体につぎ込みつつ、併せてプロビデンスだからこそ出来うる“ギターの電装系を改善する”というテーマを打ち立てたのもこの時期です。この期間に行った試みで得た様々な成果は、現在のDesperado® sD-102RVS“今剛モデル”やHeartbreaker® eH-202TRSCなどのプロビデンスギターへと受け継がれています。
この時期に行った主な改良と試み:
・デザイン全般の見直し
・操作性の向上を考慮してディンキーサイズで厚さを43mmにしたボディ製作、それに合わせたブリッジ・ブロックを特注で製作
・6弦により良いテンションをえるためにポスト位置をナット寄りに設定する構造に関する工夫
・プロビデンスならではのActive Impedance Converter Vitalizer®-Gの改良*
・より良いギターサウンドを求めて志村昭三と共に手掛けた新型ピックアップeXpresso IIシリーズ*の開発
*Providence® Guitar Electricsを参照のこと
通常より若干ナット寄りの6弦のポスト GOTOH SD91-05M H.A.P.M ペグ
Providence® eXpresso Pickup(Single Coil) Providence® eXpresso Pickup(Humbucker)
Active Impedance Converter Vitalizer®-G 日本屈指のセットアッパー志村昭三

主なプロトタイプ
PXG-1 BNZ
PXG-1 SBL
PXG-2 BK
PXG-2 3TS

PXG-2 WH
PG-1 SSS BK
PG-1 SSH BK


Providence®, Desperado®, Vitalizer®, Deceiver®の各名称は(株)パシフィクスの登録商標です。

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