ところでEmulator(エミュレーター)という言葉をご存知でしょうか?パソコンやゲーム等のソフトに詳しい方はご存知だと思いますが、あるシステム上で、別のOSやCPUなどの機能を構築し、そのOSやCPU向けのアプリケーションを動作させる目的で用いられるソフトウェアのことを言います。ハードウェア等の“ふり”をし、設計の異なりをソフトウェアで吸収させているわけです。「Battery Emulator 9.6」はソフトウェアではありませんが、バッテリーの“ふり”をするACアダプターですので、「Battery Emulator 9.6」と名付けられました。9.6はアダプターの出力電圧の中心値9.6V(設計値)から来ています。
今回の総括
ACアダプター「Battery Emulator 9.6」の開発ストーリーは大変短いですが今回で終わりです(笑)。電源について、いろいろ説明していこうと意気込んで書いていましたが、電源の重要性を説明する難しさを非常に感じました。オシロスコープに映し出された波形は、一目瞭然で違いが分かりますが、それは違いを認識するだけであって、その波形からその音を体感することはできないからです。言葉で音質を伝えるのは非常に難しいことですが、なんとかお伝えできるようにこれからも頑張っていこうと思います。この開発ストーリーを読んでいただき、ありがとうございました。(この「Battery Emulator 9.6」は9月中旬に発売することが決まりました。)
「Battery Emulator 9.6」開発担当/林 幸宏
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